当記事で紹介するボードゲームはこちら!
『アクアガーデン:シーミミクリー』
難易度 :
重さ :
デザイン :
リプレイ性:
言語依存 :
総評 :
※筆者の主観が含まれます。実際に遊ぶことをオススメします。
目次を確認して、気になるところから読もう!
概要
商品情報
BGGとは、様々なボードゲームのデータが集約されているサイト(英語)だよ!
タイトル(Title) | シーミミクリー(Sea Mimicry) |
プレイ人数(Players) | 1〜4人 |
プレイ時間(Playing Time) | 約40〜60分 |
対象年齢(Age) | 15歳以上 |
ゲームデザイン(Designer) | 戸塚 中央 |
アートワーク(Artist) | 別府 さい, ウラベロシナンテ |
メーカー(Publisher) | uchibacoya など |
発売日(Release) | 2023年 |
価格(Price) | 1,650円(税込) |
BGG(BoardGameGeek)
ランキング(Board Game Rank) | データなし |
レート(Geek Rating) | 5.5 |
重さ(Weight) | 2.0 |
基本セット
『アクアガーデン』の基本セットについては、別の記事にて詳細を整理しているので、こちらも合わせてチェックしてみてほしい。
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【アクアガーデン】水族館を作ろう!魚たちの木駒が最高!
「うちばこや」の代表作品『アクアガーデン』を紹介。魚たちの木駒がとてもかわいく、クオリティが高い。ゲーム性も高いため、世界中で評価されている日本のボードゲームの一つだ。
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どのようなゲーム?
ざっくり言うと・・・
『擬態』がテーマ!新たに4種類の上級ルール用魚駒が追加される拡張セット。
タイトルにある『Mimicry』は『擬態』という意味で、物真似上手な魚たちが追加される。
サンゴ駒や海藻駒に関連する魚駒が追加され、他の拡張同様にゲーム性が広がる拡張セットとなっている。
内容物
箱
箱にはサンゴに擬態するピグミーシーホースが描かれている。
サイズは横10×縦13.5cmほどで、『ペンギンパーティ(韓国版)』と同じくらい。
『キャット・イン・ザ・ボックス』や『フォレショレ』と比較すると一回り小さいくらいのサイズ感だ。
コンポーネント
各魚駒が4個ずつ、合計16個追加される。木駒は期待通りのクオリティで素晴らしい。
コンポーネント一覧
- ウツボ駒:4個
- チョウチョウウオ駒:4個
- リーフィーシードラゴン駒:4個
- ピグミーシーホース駒:4個
- 上級ルール用魚駒説明カード:8枚(日本語と英語の各4枚)
- ルールブック:1冊(日本語と英語の両面印刷)
スリーブ
紙製のカード類は、遊んでいると段々と傷や汚れが蓄積されてしまう。
綺麗に保管して、長く遊べるようにするためにも、スリーブを付けて保護することを強くオススメする。
透明なスリーブであればボードゲームの世界観を崩すこともないし、個人的にはスリーブに入っているカードはかっこよくて好みだ。
追加要素
詳細はルールブックを参照
正確な情報を記載するようにしていますが、筆者の解釈に誤りがある可能性がありますので、ご了承ください。詳細な情報については、同梱されているルールブック等をご確認ください。
上級ルール用魚駒:概要
広告マスに止まった際に、資金を得る代わりに上級ルール用魚駒を購入することが可能となる。
選択肢が増えてゲームの幅が広がる良い拡張だ。
上級ルール用魚駒は種類ごとに購入金額や消費する酸素量、発動する効果、獲得できる勝利点が異なる。一度に購入できる魚駒は1個までなので、どのタイミングで何を買うかは大事な選択となってくる。
獲得した上級ルール用魚駒は従業員駒の位置に関わらず、好きな水槽に配置することができる。基本ルール同様、従業員駒の移動や海ボードからの追加購入は行えない。
ゲーム終了時、通常の得点計算に加えて、上級ルール用魚駒から得られる勝利点も計算する。
上級ルール用魚駒:ウツボ
ざっくり言うと・・・
海藻駒を資金1で購入できるようになる。
資金2で購入できるウツボは、水槽に配置されると永続的に海藻駒を資金1で購入できるようになる。
安く海藻駒を手に入れることができるので、海藻駒を集めたい場合などには必須の魚駒となるだろう。
上級ルール用魚駒:チョウチョウウオ
ざっくり言うと・・・
サンゴ駒を資金1で購入できるようになる。
資金2で購入できるチョウチョウウオは、ウツボ同様に水槽に配置されると永続的な効果をもたらす。
安くサンゴ駒を手に入れることができるので、サンゴ駒を集めたい場合などには必須の魚駒となるだろう。
上級ルール用魚駒:リーフィーシードラゴン
ざっくり言うと・・・
海藻駒でコンボ!自身が海藻駒に擬態するぞ。
資金4で購入できるリーフィーシードラゴンは、海藻駒として扱い、海藻駒と同じ水槽に配置できる。
リーフィーシードラゴンは水槽の酸素量を+2する効果があり、他の魚駒を多く置けるようになる点が強い。
さらに、得点計算時に自分の水族館の海藻駒1個につき1勝利点となるので、リーフィーシードラゴンを含め、多くの海藻駒を集めるのがいいだろう。
上級ルール用魚駒:ピグミーシーホース
ざっくり言うと・・・
サンゴ駒でコンボ!自身がサンゴ駒に擬態するぞ。
資金4で購入できるピグミーシーホースは、サンゴ駒として扱い、サンゴ駒と同じ水槽に配置できる。
得点計算時、自分の水族館のサンゴ駒が4個以上あると、4勝利点を獲得できる。
ソロプレイ
拡張を含めてソロプレイが可能だ。
ハイスコアに挑戦したり、理想の水族館を作ってみよう。
注意事項
忘れがちな点
- リーフィーシードラゴンの購入時、ウツボによる効果は適用されない。
- ピグミーシーホースの購入時、チョウチョウウオによる効果は適用されない。
エラッタ
- 執筆時点において、特になし。
プレイした感想
個人的な感想のため参考程度に。
実際にプレイしてみて・・・
海藻駒とサンゴ駒の活用手段が増える良拡張!
良かった点
- シージュエリーに限らず、上級ルール用魚駒を追加して遊ぶのは非常にオススメ。選択肢が増え、ゲームの戦略性も広がる。基本ルールのみだと資金が余りがちなので、資金の使い道ができる点も嬉しい。
気になった点
- 購入時の金額は高いものの、他と比べてリーフィーシードラゴンが強いような。
プレイ時のコツ
- ウツボやチョウチョウウオは序盤に手に入れて、効率良く海藻駒とサンゴ駒を集められると、うまくゲームを進められる。
- リーフィーシードラゴンやピグミーシーホースで点数を稼ぐ戦法は海藻駒とサンゴ駒も含めて争奪戦になりがち。早い段階で計画的に確保できると良いだろう。
他の拡張
『アクアガーデン』は拡張が豊富。今後、別途記事を整理する予定だ。
まとめ
『アクアガーデン』の第五弾拡張『シーミミクリー(Sea Mimicry)』を紹介した。
擬態という世界観が、ゲームのルールとして、しっかり反映されているのが非常に評価できるところ。
「uchibacoya」の製品は相変わらず木駒のクオリティが高く、可愛いのが魅力的。是非、手にとってプレイしてみてほしい。
当記事が”君”のボードゲームライフに多少なりとも貢献できたのであれば幸いだ。
最後まで目を通していただき、本当にありがとう。またどこかで会おう!